12歳で僧帽弁閉鎖不全症の手術を受けたひのでちゃんです。
お喜びの声をいただきましたのでご紹介させていただきます。
1.心臓手術を終えた率直なお喜びやご感想、闘病生活について
我が家へ来た生後3か月より病気が多く、3歳で肥満細胞腫手術、その後の放射線治療を大学病院で行い、3年後再発し右手の断脚、7歳で免疫介在性血小板減少症で内服治療とこれまでも大きな病気を乗り越えてきました。
2年ほど前から心雑音があり心エコーの結果、僧帽弁閉鎖不全症の診断を受け内服治療を開始しました。2023年、夏ごろから急激に病態が悪化し、気管支拡張剤、利尿剤、強心剤、血管拡張剤とお薬が暫時増えていきました。遂には2023年11月肺水腫を起こし余命1年と宣告されました。2年前に内服治療を開始した時点で、その予後についても家族で話し合い今まで散々痛い目にあってきたのでもうこれ以上きつい思いはさせたくないと思っていましたので今晩亡くなるかもしれませんとホームドクターから言われましたが看取り覚悟で酸素室を急遽自宅に設置しました。なんとかもちこたえてくれて一旦症状は軽快しました。覚悟は出来ていたはずでしたが家族はやはり覚悟が出来ていなかったので手術して頂ける病院をホームドクターからの情報やネットで検索しました。茶屋ヶ坂動物病院さんへすぐにお電話し電話にでられた看護師さんへ病状の説明を行い、院長先生にお尋ねくださり、手術を希望なさるのであれば福岡のペットクリニックの平川先生にまず診察してもらってくださいとの事、平川先生の予約もすぐに取れず予約が取れたのは半月後でした。平川先生に詳しく検査して頂き手術が決まりましたが私たち家族にとっては手術までを上手くコントロールしてなんとか三原先生の所に繋ぐまで必死の毎日だったことを思い出します。片道5時間半の移動は大変でしたが手術前日夕方、病院へ到着し先生へお預けしホッとしました。開心術についてリスクの説明も副院長先生から受けリスクも承知の上で翌日の手術を迎えました。家族の勤務の都合で手術当日名古屋から九州まで帰らなければならなかったため名古屋駅で待機していたところ、手術は無事に終了し人工心肺から離脱できたとのお電話を頂き、人目も憚らず泣いてしまったことを、今少し恥ずかしく思い返しています。
昨日、術後2カ月検診を終えました、退院後もすぐに体調を崩し、血小板数の極端な減少などありハレルヤにも入院しましたが日々落ちつき最近は体調も崩すことなく穏やかに元気で過ごすことが出来ています。平川先生にも、もう大丈夫とお墨付きを頂きました。執刀して頂いた三原先生には本当に感謝しております。又、鈴木先生始め諸先生方、お世話をして頂いた看護師様、他スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
2.当院を選んだ理由、気に入ったところはありましたか?
病状が重度で手術までの時間を長く待つことが出来ませんでした。ホームドクターからも、日本で一番という事は世界一ですから安心してお任せして良いと思いますとのコメントでしたし、三原先生からも手術当日「頑張ります、助けます」とのお言葉を頂きました。世界一の所にお任せし、たとえ助からなかったとしても家族に悔いは残らないと思いました。
3.当院へのご意見やご要望があればお聞かせください
手術を含め12日間の入院生活でした。遠方であり、勤務も多忙であったため一度しか面会に伺う事が出来ませんでしたのでお電話をさせて頂き病状を伺っておりました。お忙しいところ対応して頂きありがとうございます。一つわがままではありますが私達家族全員医療従事者で看護師さんから、ご飯を食べました、良いうんちがでましたという言葉もありがたかったのですが、検査データなど詳しくお知らせ頂けるともっと安心できたと思います。
皆様大変お忙しくされているので恐縮ですが、わたくしどものように遠方の方も多いと思いますので自分の目で確かめる事が出来ないご家族も多いと思いますので、、、。
いずれにしてもわが子が無事に帰ってきたことに感謝申し上げます。
これからも同じ疾患で苦しむワンちゃんやご家族の希望の光であって下さい。
ありがとうございました。
ご意見、ご感想ありがとうございました!