ももちゃんは体重8.6kg、11歳5ヶ月の女の子で、イオン動物病院名古屋ドーム前から紹介されました。

ももちゃんは2016年初旬に僧帽弁閉鎖不全症と診断され、ACE阻害薬(血管拡張剤)の服用を開始しました。

しかし、2017年8月31日におやつをもらえると思って移動した時に失神してしまいました。

失神には心臓からくるものと神経からくるものがあります。

心臓からくる失神の持続時間は数秒で、前兆がなくが突然起こってしまうのが特徴です。

神経からくる失神は数分間続くことあり、落着きがない・口をくちゃくちゃさせるなど様々な前兆が見られることが特徴です。

ももちゃんは心臓検査の結果、重度の僧帽弁閉鎖不全症であったため、失神は心臓からくるものと疑われました。

その後僧帽弁形成術に頑張って耐え抜いてくれて、術後8日で元気に退院していきました!

また元気な姿見せてください、みんなでお待ちしています。

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術前と術後の心エコー検査

 

茶屋ヶ坂動物病院では犬の僧帽弁閉鎖不全症に対して手術を行っています。
手術を受けた術後の犬たちは、咳などの症状が消失・軽減し、肺水腫を発症することは二度となくなります。
ふたたび元気よく活発に過ごせるようになり、薬をほとんど飲まなくても、心臓病を心配することなく、寿命を全うできるようになります。
当院の手術では安全面に十分配慮し、ステージの進行したハイリスク症例に対しても安定した高い成功率を誇ります。
また当院では僧帽弁閉鎖不全が再発してしまうことがないよう、常に完全で完璧な手術をめざしています。
僧帽弁全体にくまなく処置を施すため、僧帽弁閉鎖不全が再発悪化することは極めてまれです。
重症の子たちでもあきらめず、私たちにご相談ください。