3月18日に心臓の手術をうけたキャバリアのメルちゃんが無事退院しました!

メルちゃんは、キャバリアの子に多い僧帽弁閉鎖不全症でした。

当院で僧帽弁閉鎖不全症の手術を受けるわんちゃんの多くが過去に肺水腫を引き起こした経験のある子が多いのですが、メルちゃんも例に漏れず肺水腫を引き起こしており、自宅に酸素ゲージが必要なほど呼吸が苦しい状況でした。

そんな、まさしくギリギリの状態でしたが手術を受け、術中、術後、ともに大きなトラブルもなくみるみる回復していき無事に退院となりました。

遠方からのオーナー様でしたのでお見舞いなど大変だった部分はあると思いますが、オーナー様の想いが通じ順調に回復していってくれたと思います。

僧帽弁閉鎖不全症の外科的治療を行っている施設は少なく、この病気で苦しむわんちゃんが完治に近い形で元気に退院していく姿をみられるのも非常に限られた機会であるため、我々病院スタッフとしても非常に嬉しい瞬間であります。

メルちゃん!ほんとにおめでとう!