マリンちゃんはチワワ、体重2.4kgの男の子で、てらかど動物病院(名古屋市名東区)から紹介来院されました。

5才で僧帽弁閉鎖不全症を発症し治療を行っていましたが、病気は徐々に進行し10歳の時に肺水腫を起こしてしまいました。

治療によってなんとか肺水腫は治まったものの、薬も多く大変で、何よりいつ急変してもおかしくないという不安から飼い主さんは心臓手術を決意されたそうです。

しかし手術予定日の前日、またしても肺水腫を起こしてしまい呼吸困難に陥ってしまいました。

そのままでは危険な状況であったため、手術予定日前日の深夜から急遽で僧帽弁形成術を行いました。

手術は早朝までかかり、入院も他の患者さんよりも長引いてしまいましたが、2週間後には無事退院しました!

僧帽弁形成術から1年以上が経ちましたが、今では心臓の薬も1種類に減り、毎日元気いっぱいで過ごしているそうです。

マリンちゃんおめでとう!

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茶屋ヶ坂動物病院では犬の僧帽弁閉鎖不全症に対して手術を行っています。
手術を受けた術後の犬たちは、咳などの症状が消失・軽減し、肺水腫を発症することは二度となくなります。
ふたたび元気よく活発に過ごせるようになり、薬をほとんど飲まなくても、
心臓病を心配することなく、寿命を全うできるようになります。
当院の手術では安全面に十分配慮し、ステージの進行したハイリスク症例に対しても安定した高い成功率を誇ります。
また当院では僧帽弁閉鎖不全が再発してしまうことがないよう、常に完全で完璧な手術をめざしています。
僧帽弁全体にくまなく処置を施すため、僧帽弁閉鎖不全が再発悪化することは極めてまれです。
重症の子たちでもあきらめず、私たちにご相談ください。