①肥満防止
散歩は、カロリー消費を助け、理想的な体重を保つために不可欠です。
散歩によって筋肉を適度に使い、代謝を活発に保つことができます。
②ストレス解消
ワンちゃんは適度な運動をしないとストレスが溜まってしまいます。
散歩は単なる運動以上の意味を持ち、愛犬の心のケアにもなります。外の新鮮な空気を吸い、様々な音や匂い、景色を体験することで、感覚を刺激しストレスを大きく軽減します。
・チワワやトイプードルなどの小型犬、パグやダルメシアンなどの短毛種、シングルコートのワンちゃんは、体温を維持するための毛皮が少なく、寒さを強く感じやすい
・厚いふわふわな毛皮を持つシベリアンハスキー、秋田犬、スピッツ、ダブルコートのワンちゃんは厳しい寒さに適応しており、雪の日でも活発に動ける能力をもっている
犬は体温調節が得意ではないため、寒さが苦手な犬もいます。
また最近では冷暖房完備の室内環境で飼われているワンちゃんが多いため、寒さに弱くなってしまうこともあります。
犬種の特性を理解し、寒い季節に適切な防寒対策をすることが、飼い主の重要な役割です。
①ペンギンの足とおなじつくり
犬の肉球は、動脈と静脈が直接つながっている構造(動静脈吻合)をしています。これはペンギンの足と同じです。
肉球が冷たくなると自律神経が働き、動静脈吻合が拡張して血流量が増加し、体温の低下を防ぎます。同時に静脈血の冷えすぎを防ぐことができます。
②道路に触れる面積は最小
肉球の表面には微細な突起があり、冷たい地面に触れる面積を最小限におさえ、肉球が冷えるのを防ぎます。
もちろん犬種や年齢などによっても犬の感じ方は異なるため、愛犬の様子を見ながら無理をさせないようにする事が大切です。
・1日で最も暖かい時間である12~14時頃がベスト
・お昼に散歩の時間をとれない場合はなるべく太陽が出ている暖かいうちに
・室内外の気温差が激しいと体に負担がかかる
・室内で遊び、筋肉をほぐして体温を上げてから散歩に行く
・外の気温が低すぎる場合や風が強い日は、散歩時間を短めに設定する
・完全に室内での活動に切り替える柔軟性も大切
・小型犬や短毛腫、寒いのが苦手なワンちゃんには防寒具を着せて体温を適切に保つ
・特に耳や尻尾の先がしもやけにならないよう気をつける
・体温調節機能が未発達な子犬、代謝機能が低下しがちなシニア犬、持病があるワンちゃんは、無理をさせず外の様子や気温をみて散歩に行くか判断をする
