12才で僧帽弁閉鎖不全症の手術を受けたジャックちゃんです。

お喜びの声をいただきましたのでご紹介させていただきます。

 

この度は、我が家のポメラニアン、ジャックを助けていただき、本当にありがとうございました。

もちろん、まだ予断を許さない状況ではありますが、今回の手術までの日々、手術、術後の入院期間を経て、すでに以前とは違って徐々に元気を取り戻しはじめた姿を見ることができ、家族一同、本当に嬉しく、心より感謝しております。

 

ジャックと私たちが家族になったのは12年前です。当時私が主人を亡くし、なんの気力もなくぼんやりと日々を過ごす中で、主人の命日に生まれたジャックに出会いました。いずれ私より先にいなくなってしまうことは承知しており、飼うことをずいぶん悩みましたが、私を心配した家族の後押しを受けて我が家に迎えました。それ以来、ジャックは私たちの家族の中心であり、日々に明るさや笑顔をもたらしてくれるかけがえのない存在となりました。

どこのご家庭においても、その家族であるペットは特別な存在であることに違いありませんが、私にとっては人生を救ってくれた恩人(犬?)でもあるのです。

 

そんなジャックが2か月半前、初めて失神を肺水腫を起こし、夜間救急に駆け込みました。大きな病気をすることがこれまでなかったこともあり、私も家族も半ばパニックでした。翌日、かかりつけの病院がお休みで、夜間救急の先生が教えてくださった「茶屋ヶ坂動物病院」の名前を頼りに、ダメでもともと、とにかく聞くだけでも、と何の紹介状もないままお電話を差し上げました。

正直、すぐには取り合っていただけなくても、何か教えてもらえるかもしれない、くらいに思っていたところ、「すぐに来てください」とおっしゃっていただけて、どれほど安心したかしれません。道が混んでいて診察時間に間に合わないかもしれないくらい遅くなり、近くまできたものの道が分からずお電話した時にも、受付の電話対応をしてくださったスタッフの方、いやな様子も見せず優しく丁寧に案内をしてくださいました。その日の夜遅くまで様子を見てくださり、「落ち着いたので大丈夫ですよ」とお電話を頂けて、一気に緊張の糸が緩んだのを覚えています。

 

その後も、何度も肺水腫を繰り返しながら、病状が悪化していくジャックの様子を見続けるのは本当につらく、私たち家族にも、不安と疲労とストレスが募る日々でした。けれど、担当してくださった上野先生はじめ、突然調子が悪くなって対応してくださった鈴木先生、看護師の皆さん、スタッフの皆さんが親身になって支えてくださったおかげで、手術を受けるまで持ちこたえることが出来ました。

そして、難しい手術を執刀してくださった三原院長先生、チームの先生方にも本当に感謝しています。手術前に、また不安をぶり返す私や私の母に、三原先生が優しく笑顔で「頑張りますね」と言ってくださったこと、本当に頼もしく、また嬉しかったです。

 

日々助けを求めて来院される方は後を絶たず、毎日のように診療・手術に臨まれるのはどれほど大変なことか、私たちには、はかり知れません。いち飼い主から見ても、いったい皆さんいつ休憩されているのかと思うくらい、朝から晩まで患畜に寄り添ってくださっていて、見えない時間にも検査や手術や投薬、私たちのような緊急外来があって、電話の問い合わせに対応して、夜遅くまで様子を見てくださっていて・・・、本当にすごいことだと思います。それでも、どれだけ手を尽くしても、どうにもならないことだってあるでしょうから、皆さんも辛い思いや、悔しい思いをされることだってあるに違いありません。そんな日々の中で、私や私の母のような半ばパニックの飼い主にも、丁寧に説明したり、親身になって対応するなど、まさに至難の業でしょう。にもかかわらず、それをやってのけていらっしゃいます。病院へ伺うたびに、皆さんのお仕事を拝見して、いつも尊敬の念を新たにしております。

いつも本当にありがとうございます。こちらの病院に、皆さんに出会えて、ジャックも私たち家族も、本当に幸運です。

 

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たくさんの嬉しいお言葉、ご感想をありがとうございました。