12歳で僧帽弁閉鎖不全症の手術を受けた空ちゃんです。
お喜びの声をいただきましたのでご紹介させていただきます。
1.心臓手術を終えた率直なお喜びやご感想、闘病生活について
2022年1月の夜中に突然呼吸が止まったようで、呼びかけても反応がなく人工呼吸でうっすらと意識を取り戻し、眼科でかかりつけだった千村動物病院へ救急で向かいました。(夜間・救急対応があった為)。
検査の結果、心臓の弁の腱が切れたことが原因で失神したか呼吸が止まったとのことと、ひどい肺水腫になっていると言われました。日頃行っていた別の病院で11月に心臓の検査をしたときには、薬も飲む必要がないレベルと診断されていたので驚きました。
当直の先生がたまたま救急と新造を得意とする先生で迅速に対応していただきましたが、今日明日が峠と言われ、祈る思いでした。翌日、何とか乗り越えたと病院から連絡が来たときはホッとしました。その後、以前行っていた別の病院へは通わずに、千村動物病院で治療してもらうことにしました。投薬治療を開始し、心臓の逆流も抑えられていたので安心していましたが、4月の検査で腎臓の数値が悪く、このまま内科的治療を続けていれば心臓病では死なないかもしれないが、腎不全で死んでしまう可能性があると言われました。主治医の先生は手術のリスクもあるがしたほうが良いと言われ、できることはしたいと思い手術をすることになりました。
術後3、4日はゴハンを食べず排便もほとんどしていないとの事で面会の度に心配しました。手術から1週間、検査結果次第で明日退院できるとなり、家に帰ったらゴハンも食べてくれるかもと期待していましたが、検査で炎症反応が出ているので退院はできないと言われ、少し残念に思っていました。しかし、検査後に薬を変更したところ、みるみる元気を取り戻し、ゴハンも食べるようになり、2週間の入院の後、退院することができました。最初の退院で、退院していなくてよかったとも思いました。
退院後1ヶ月は1週間おきに体調が悪くなり、最初のうちは酷かったのですが、それも少しづつ間隔が延びて症状も軽くなっていきました。退院時に術後2ヶ月は体調が不安定になるがそれも徐々に良くなって、だいたい3ヶ月位経てば元気になると院長の三原先生から聞いていたので、こういう事なんだなぁと心配になりながらも気持ちを強く持つことができました。
色々と心配があり、その度に思うところはありましたが、今は手術を受けて良かったと思っています。
2.当院を選んだ理由、気に入ったところはありましたか?
日本でも数少ない僧帽弁閉鎖不全症の手術をしていて、その技術や実績においてトップレベルの病院が来るまで行ける範囲にあるのはありがたいですねと、かかりつけの千村動物病院に紹介してもらいました。
面会時は院長先生が今の状態を説明しに来てくださったり、看護師さんが入院中の様子を教えてくださったり、受付の方も親切で不安が大きかった私はとても救われました。また、面会中には同じように手術をした子が多くいて、ウチだけじゃないんだと実感しました。
1ヶ月検診で、受付の方に「空ちゃん、順調に回復していて良かったですね」と覚えていてもらえ、声をかけていただいたことが大変嬉しかったです。
ご意見、ご感想ありがとうございました!