ククリちゃんは僧帽弁閉鎖不全症で重症な状態で来院されました。

肺に水が溜まることで呼吸ができなくなる「肺水腫」になり、お薬による治療が必須な状態でしたが、ご家族様は一大決心で手術を選ばれました。

ククリちゃんはとてもシャイな子でした。

ククリちゃんを検査に連れてきてくださったお父さんにさえも緊張のあまり咬んでしまう子だったのですが、みんなで上手にあやしながら「少しでもストレスが減るように」と管理しました。

その甲斐もありまして、無事に手術の前後の入院を乗り切ることができました。

「ワンちゃんに入院のストレスがかからないだろうか?」とご心配になるご家族様は大勢いらっしゃいます。

特に心臓が悪くなりやすい小型犬の子はシャイな子が多く、「お泊りなんて無理!」ということをよくお聞きしますが、獣医師看護師一同みんなワンちゃんネコちゃんが大好きですので退院の頃には仲良しになってることも多いです。

心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。