重度の僧帽弁逆流のため僧帽弁の形を整える手術を行い、1月27日元気に退院しました!

シロちゃんは手術前日にも肺に水がたまってしまう「肺水腫」を起こしてしまうほどかなりの重症例でしたが、手術後非常に良好に経過しました。

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写真は手術半日後の様子です。美味しそうにお水を飲んでいます。

僧帽弁閉鎖不全症は、お薬での内科治療ではどうしても限界を迎えてしまうことが多いです。

当院ではその根治的な治療として僧帽弁形成術という手術を行うことができます。

必要なお薬も大幅に少なくなるため飼い主様やワンちゃんは内服のための大きなストレスから解放され、またお散歩で元気に遊んだり、走り回ることができるようになり生活の質も大幅に改善されます。

日本で僧帽弁の手術を実施できる動物病院は当院をはじめ、まだ日本で数院もありませんが、少しでも多くのワンちゃん・飼い主様のためにスタッフ一同これからも精進していき、積極的に情報を広めていければと思っております。

手術に関しまして飼い主様だけでなく、獣医師の先生方もご遠慮なくご相談下さい。