お薬について大事な情報をまとめました。
症状が良くなってきた場合でも、処方されたお薬を途中で辞めずに用法用量を守って飲ませてください。
十分な効果を得られないだけでなく、薬剤耐性菌が生き残って増えてしまったり、副作用のリスクが増加したりします。
薬の「効果」を最大限に発揮させ、「副作用」を最小限に抑えるために、用法・用量は厳密に定められています。
お薬を飲ませ忘れてしまったことに気付いたときは、自己判断で飲ますことは避け、お電話にてご相談ください。
飲ませ忘れた分を直ぐ飲んだほうが良い場合もあれば、次の投薬時間まで飲まない方が良い場合もあります。
以前と同じ症状が出た場合、前にもらったお薬が余っていても自己判断での投薬はおやめください。症状は似ていても、原因や治療法が異なることはよくあります。
間違った薬の使用で副作用が起こったり、命にかかわる場合もあります。
余ったお薬が使えるかどうかは一度お電話にてご相談ください。
ネットで売っているお薬はパッケージがそっくりでも、有効成分が異なる場合があります。
また保管状態が悪いと、成分の含有量が不安定になるケースもあるため、効果が不十分だったり体調悪化を招くこともあります。
小さなお薬でも、効果は絶大です。用法用量を間違えると、動物の健康状態や命にかかわります。
お薬は、必ず診察の上で獣医師の判断に基づいて使うことが大切です。
大切な家族を守るためにも、自己判断での投薬はおやめください。
茶屋ヶ坂動物病院