お喜びの声をいただきましたのでご紹介させていただきます。
9才で僧帽弁閉鎖不全症の手術を受けたチワワのモナカちゃんです。

1.心臓手術を終えた率直なお喜びやご感想

2017年の検診で雑音、弁膜症と診断され投薬が必要なほどではありませんでしたが2019年の秋から頻繁に咳をするようになり、肩で息をしているようになり、ある朝全く食事をしなくなりました。東京の病院で肺水腫、心不全と診断されました。9ケ月で50%が死亡、手術をすれば95%は完治と聞きました。モナカの手術が成功し麻酔から目覚めたと電話をいただいた時は喜びを噛みしめました。しかしその後痙攣発作をおこし再び意識混濁した状態となりました。面会に行った際、無意識にずっと犬かきで泳いでいるようにしている姿を見た時は胸がはり裂けるようでした。しかし三原先生の適切な合併症の治療のおかげで徐々に改善していきました。ある朝私が面会に行った際、自ら立ち上がり近づいてこようとした様子をみて本当に嬉しかったです。もうすぐ1ヶ月経とうとしている今私の腕の中でリラックスしスヤスヤと寝ている様子や家の中で駆け寄ってくる姿をみていると奇跡と思うと同時に幸せな気持ちでいっぱいです。

2.当院を選んだ理由、気に入ったところがありましたか?

極めて難度の高い手術で日本でも手術できるところは5本の指で数えるほど、茶屋ヶ坂の手術の腕は世界一、症例も日本で一番多いと主治医の先生にうかがいました。アテナ動物病院の主治医の先生を全面的に信頼していたので先生のリコメンドなら安心と思いました。茶屋ヶ坂のホームページをみると商業的な要素は一切なく患者の視点にたって先生が優しいお言葉ながらもしっかりリスクなども説明される誠実な姿勢に心うたれました。コロナで交通機関も運休がありハラハラしましたが無事手術の日を迎えることができました。モナカは2キロ未満の小さな体で手術は本当に大変だったと思います。手術もさることながら痙攣発作という稀な合併症の後の適切な治療や看護師さんの励ましもあり一命をとりとめることができたと思っております。経験豊富な茶屋ヶ坂病院のおかげで元気になることができました。病院までの移動距離など安易な理由で選ばなくて良かったと家族と話しております。

3.ご意見やご要望などがあればお聞かせください

三原先生は長時間の手術で心身疲労困憊にもかかわらず専門的なことを分かりやすく細かい質問にもいつも納得のいく説明をしてくださいました。写真通りの優しい笑顔で接してくださいます。意識が戻ってすぐ病院の外で軽いお散歩などはじめていただいたのがリハビリになってよかったです。食欲が戻らない時もササミとチーズやさつまいもを煮たのを餌にまぜてくださったり、ドライフードをふやかしたり様子に合わせて色々試行錯誤してくださったようです。術後具合が悪くなった時には看護婦さんががんばって!と応援してくれたそうでそのおかげもあったと思います。犬も痛みや普段とは違う病院の環境に不安になるのだと思います。茶屋ヶ坂のアットホームで思いやりある温かい接し方で徐々に元気を取り戻すことができたと思っております。忙しい中嫌な顔ひとつせず丁寧に対応してくださった先生方、看護師さん、受付の方々には感謝してもしきれません。

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