お喜びの声をいただきましたのでご紹介させていただきます。

10才で僧帽弁閉鎖不全症の手術を受けたキャバリアのリアンちゃんです。

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■心臓手術を終えた率直なお喜びやご感想

無事に手術をしていただき、この紙面を書かせていただけることの喜びをかみしめています。2017年頃、8歳を過ぎた頃から、近医にて心雑音を指摘されるようになり、僧帽弁閉鎖不全症との診断を受けました。9歳を過ぎる頃より、内服治療を始めましたが、動作の度に咳き込んだり、食欲がなかったり、何となく活気のない状態が気になっていました。近医からは「この病気は内科的な対症療法しかなく、一生つき合うしかないんです」と説明されていましたが、人間ならば手術が適応されるであろうと思われ、このまま症状が進んで行くのをただ見守っていくしかないのだろうか?と調べていくうちに、こちらの茶屋ヶ坂動物病院にたどり着きました。
しかし、費用や、移動距離などを考え、躊躇しているうちに、抱いていても手に逆流の為の心雑音を感じる程となり、不安になって、これ以上待っていては後悔する事になってしまうような気がして、2019年8月に貴院に検査をお願いすると、10月末に検査、診察をしていただけることとなりました。
ところが、9月半ばに、起き上がった途端に倒れて意識を失い、その際にご縁があり、県内の循環器の専門の先生に診ていただけることとなり、僧帽弁がボロボロの状態であること、心肥大が進んでおり、危険な状態であること、心電図の波型も、予断を許さない、いつ心停止しても不思議ではないということ、がわかりました。
10月末の検査では間に合わないかもしれないとの事で、茶屋ヶ坂さんの予約を早めて頂き、三原先生の診察を受けさせていただきました。先生の「手術できますよ。」とのお言葉に、家族全員の気持ちが一致し、こちらにお願いすることとなりました。
12月半ばまでの間、浜松市のいぐち動物病院の井口先生に内服薬で心臓の状態をコントロールしていただき、指折り数えて手術の日を待ちました。同時に手術を乗り越えられないかもしれないという不安との闘いでもありました。でも、三原先生や先生方、そしてリアンの生命力を信じて、家族全員で手術の様子を見守らせていただきました。
術野の映像と、時々聞こえてくる先生方、看護師さんの声、これだけの方々に助けていただいているのだな、そしてここまで来られるまでに、一体どれだけの研鑽を積まれて来られたことだろう、、、と、感謝とともに頭が下がる思いでした。
子ども達も、悩んだ末に学校を休んで立ち合うことにしたのですが、先生方の小さな命に向き合う真摯な姿に、学校では学べない大切なものを教えていただけたと思っております。5~6時間の手術を終え、まだ眠っているリアンに、三原先生が「頑張りましたよ。なでてあげて大丈夫ですよ。」と会わせて下さった時の感謝の気持ちは忘れられません。先生方、看護師さん、本当にありがとうございました。
退院して1ヶ月が経ちますが、全く咳をしなくなり、食欲もしっかりあって、何より活気が戻って元気な姿を見せてくれており、こんなにうれしいことはありません。
毎日家族のだれかしらが「手術してもらって本当に良かったね!!」とリアンを抱きしめて言っています。
三原先生、先生方、看護師さん、皆様に助けていただいた小さな命がくれる大きな喜びは、はかり知れません。本当にありがとうございました。

■当院を選んだ理由、気に入ったところがありましたか?

近医にて、内服治療しか方法がないと言われましたが、こちらの病院では、必要な段階であれば、積極的に外科的治療をしていただけると知り、また、闘病中にご縁があって診ていただくことのできたいぐち動物病院(浜松市)の先生からも後押ししていただき、お願いすることとさせていただきました。三原先生の端的で冷静かつ優しいご説明に、決意することが出来ました。

■ご意見やご要望などがあればお聞かせください

とてもわかりやすく説明して下さり、安心してお任せすることができました。面会の際も様子を知らせて下さったり、皆様が大事に診て(看て)下さっている事がわかりました。HPや、ブログも、手術をしてもらおうかどうか悩まれているご家族にとって、とても有難いものだと思います。これからも、たくさんの動物たちとご家族を幸せにして下さい!!