9歳で僧帽弁閉鎖不全症・ペースメーカー埋込術の手術を受けたペコちゃんです。

お喜びの声をいただきましたのでご紹介させていただきます。

 

1.心臓手術を終えた率直なお喜びやご感想、闘病生活について

この度は、ペコの生命を守るために、僧帽弁形成術とペースメーカー埋込術を同時に行うという難しい手術をして頂き、本当にありがとうございました。

ペコは、これまでも家族の一員としてなくてはならない存在でしたが、長い入院生活を経て再び元気に我が家に戻って来てくれた事で、改めて家族全員が言葉では申し上げられない程のペコのいる喜びを知り、感謝の気持ちで一杯です。

長くなりますが、ペコのこれまでの闘病生活を記させて頂きます。

2017年12月にペコが突然失神を2回起こしましたので、すぐにかかりつけの病院で診て頂きましたところ、「心臓に何か異常があるので、すぐに茶屋ヶ坂病院さんで検査を受けて下さい」と紹介状を書いて下さいました。

12月13日、三原先生に検査をしていただいた結果は、①第3度房室ブロック②軽度の僧帽弁閉鎖不全でした。第3度房室ブロックは、お薬では完治することは不可能なので、改善するためにはペースメーカー埋込術が最も良い方法ということでした。しかし、当時は外科手術というものに私達家族が抵抗がありましたことと、先生に「激しい運動を避けて、穏やかな生活をしていれば、なんとかこのまま過ごしていけるでしょう」とおっしゃって頂きましたので、1年に1回の検査を受けることをお約束し、手術はしない選択を致しました。コロナ感染拡大の影響で間隔が開いてしまった事もありましたが、ほぼ1年に1回は三原先生に心臓検査をして頂き、結果は毎年ほぼ変わらず、失神も1年に1度起こる位で、この5年間は過ごせていました。

ところが2022年10月24日より、急に呼吸が荒くなり、夕方かかりつけの病院で診て頂きましたところ、ひどい心不全を起こしているので、一刻も早く、茶屋ヶ坂病院さんへ行って、診て頂いて下さいとの事でした。とりあえず、応急処置をして頂き、朝一で三原先生に診て頂こうということになりましたが、もしかしたら、朝まで生命がもたないかもしれないという酷い状態でした。

10月25日、ペコは一睡も出来ませんでしたが、なんとかもちこたえて朝を迎えました。御連絡もしていなかったにもかかわらず、三原先生は朝一で診察をして下さり、そのまま検査入院となりました。

10月27日、検査結果をお聞きしました。それは重度の僧帽弁閉鎖不全と第3度房室ブロックのために、生命にかかわるほどのひどい心不全を起こしているというものでした。私達家族はペコが入院しました時より、もう手術が出来ない程、状態が悪いのでは?と心配していましたが、三原先生は「手術をすれば、大丈夫です。」とおっしゃって下さいましたので、迷わず手術をお願いすることに致しました。

ご多忙にもかかわらず、ペコの状態から早急に手術の予定を入れて下さった事にも本当に感謝しております。

11月2日、2つの同時手術をして頂きました。検査入院からの一時退院で手術日までに更に体調が悪化してしまうのではないかということを考えて、先生に無理をお願いして、手術日まで入院させて頂いておりました。手術前日の先生からのお話では、もう心臓が2倍ほどにも拡張してしまっているということでしたので、手術当日は、ドキドキの1日でしたが、「無事に手術が終わり、目をさましました。」と御連絡を頂きました時は本当に安堵いたしました。

手術翌日の面会はエリザベスカラーをつけたペコは辛そうでしたが、心臓は今までとは比べられない程、元気に動いて感動致しました。

ところが、順調に回復と思われていたペコですが、術後3日目より、脳の神経に合併症がでてしまい、その後長い入院生活が始まりました。長期のICU生活中には、急変の危れが何日も続き、面会の度に「もうだめかな?」と思いました。しかし、その都度、三原先生や鈴木先生、スタッフの方々がペコだけでなく、私の心の辛さをケアして下さり、45日間という長い入院生活ではありましたが、本当に私達家族にとっては奇跡的にペコがもう1度帰宅することができました!!ICUから出て、初めて待ち合い室でペコと面会できた時と、三原先生が「退院できます。」とおっしゃって下さった時の嬉しさを私は一生忘れないと思います!!

2.当院を選んだ理由、気に入ったところはありましたか?

初めは、かかりつけの病院からの御紹介でした。2017年12月の最初の検査でペコに大きな心臓病を見付けて下さった三原先生には、それからの長い間、症状を診て頂くことになりましたが、いつも時間をかけて、私達家族に丁寧に分かりやすく説明して下さいました。そのお人柄からも、もしもの時は、必ず三原先生に手術をお願いしようと家族で決めておりましたので、今回ペコの執刀医になって頂き有難く思っております。

ペコは、術後に合併症が出てしまい、長期間の入院で、お世話になりましたが、三原先生、鈴木先生をはじめたくさんのスタッフの皆様がペコだけでなく、私達家族をも心強く支えて下さいました。お忙しい中でも、常にきめ細かい皆様のケアに心から感謝しております。

3.当院へのご意見やご要望があればお聞かせください。

この度は、本当にペコがお世話になりました。術後、合併症がでてしまい、生命が危ぶまれた時、心強いお言葉で励まして頂いたことで助けて頂きましたことが忘れられません。

これからも、御多忙な毎日を送られると思いますが、先生をはじめスタッフの皆様にはお身体にはくれぐれもお気をつけ下さい。そして、ペコは、今後もお世話になりますが、どうぞよろしくお願い致します。
20240114
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ご意見、ご感想ありがとうございました!