猫と尿路疾患(^・ェ・^)①
こんにちはー(^・ェ・^)
おとといはバレンタインデーでしたね。山田先生は中世古さんにチョコをもらって、よっぽど嬉しかったのか食べた後、鼻血を出しました!
新実先生は飼い主さんにチョコをもらってずっとニヤニヤしています、怪しいなぁ♪
大平先生はみんなにチョコを配っていました、逆チョコぉ┏(^o ^┏)┓❤︎
暖かかったり寒い日だったりの今日この頃です。今日は寒いのでなかなか布団から出られず、朝起きるのに一苦労です。夜はこたつが気持ち良くて入りっぱなしになってます。皆さんのお家の猫ちゃんもかな 😛
今回から、そんな寒〜い季節に多くなる猫ちゃんの尿路系の病気のお話です。
以前にも何回かお話しましたが、猫ちゃんには尿路系の病気が大変多く、腎不全という病気は猫の国民病といっても過言ではありません。さらには特に寒い冬はお水を飲む量が少なくなってくるのでおしっこが濃くなり、膀胱や尿道のトラブルが多くなります。
このブログを書いている今までに、今日だけですでに3件も腎不全の猫ちゃんを診察しています。猫かわいい( ´_ゝ`)
今回から数回に渡り尿路疾患のお話をします。久しぶりに真面目なブログです、難しかったらいつでもご質問下さいね!
今日はまず、総論です(^o^)
まず「尿路」を少しご説明しましょう。①おしっこはお腹の背中側の左右に一つずつある腎臓で血液をろ過して作られます。②不必要な成分をたくさん含んだ尿は、腎臓から尿管という細いくだを通って膀胱に運ばれます。運ばれた尿は膀胱にいったんとどまってたまっていきます。③おしっこを我慢して膀胱がパンパンなどとよく言いますよね、膀胱は風船のように膨らむ臓器なのでたくさんの尿をためることができます。④ある程度まで尿がたまり動物がおしっこをしようと思った時、膀胱はぎゅっと収縮して尿は尿道を伝い体の外へ排泄されます。この腎臓から尿道までを尿路系というんですね。
おしっこを作るのは生きていく上でとても大事なことで、機能が損なわれてしまうといろいろな面で体調を崩してしまいます。昔から肝腎(心)かなめって言いますもんね。僕たちも健康診断を受けるとき尿検査必ずやりますよね。それだけ大事なことだったんだなぁ ー ( ´ⅴ`)
病院で最近貼り出したポスターです。尿検査、実は動物でも重要なんです!
長くなってきたので今日はこれくらいにします。次回?は各論として腎臓病のお話にします。いつになるかは不明です(;゚д゚)
カテゴリー: ブログ
2016年2月16日 (火)